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先日Twitterでアンケートを取ったところ、回路図の読み方に悩んでいる人がかなり多いことがわかりました。 そこで今回は、電気技師でなくても回路図の読み方についてお話したいと思います。 ぜひ最後までご覧ください。 ↓テキスト派の方はこちら↓ ブックマークに必須の回路記号 ■目次 0:00 冒頭 0:19 回路図の基本ルール 2:23 最低限覚えておきたい回路記号 4:10 回路図を読むコツ 5:16概要■自己紹介・ハードウェアエンジニア・電子工作経験：9年・電子工作をゼロから体系的に学べるチャンネル「今日から始める電子工作」を運営しています。最低限知っておくべき回路図の基本ルールを解説します。 回路図に絶対的なルールはありませんが、誰にでも読みやすい作法があります。 大まかに言えば、これを行うには4つの方法があります。 公開されているArduinoの回路図を例に、1つずつ紹介していきます。 1つ目は、電気が大まかに左から右に流れることです。 例えばこの部分を見ると、左側から電源電圧VINが入力され、抵抗で分圧された電圧がコンパレータに入り、右側から出力されます。 その信号がFETに入力されます。 FET部の左側からも信号が入力され、FETがONすると右側に伝わり、3端子レギュレーターを介して右側から3.3Vの電圧が出力されます。 回路図を見ただけでは電流の流れる方向はわかりませんが、基本的なマナーを押さえておけば読みやすく理解しやすいと思います。 次に、上に高い電圧、下に低い電圧を書きます。 電圧も良く、ダムのようなものに例えられることが多いので、このイメージがわかりやすいと思います。 回路図を見るとわかるように、多くの場所に電圧が書かれています。 2つ目は、同じワイヤで接続されている部品が同じ電圧レベルであることです。 例えばこの部分では、互いに接続されているため、すべて同じ電圧がかかります。 このルールは、ラインがどれだけ離れていても変わりません。 最後に、電源、GND、およびラベルが同じ名前の場合、それらは結び付けられます。 たとえば、この回路図を見ると、+5V というラベルの付いた電源が多数ありますが、それらはすべて回路上で接続されています。 また、こことここにはUSBVCCという同名の信号があり、回路図上では離れていますが、実際には接続されています。 これは、回路図がぐちゃぐちゃにならないように、線を極力減らすコツです。 なお、どこを切るかは回路図を書いた人の感覚に完全に依存するので、人それぞれです。 次に、最低限覚えておきたい回路記号を紹介します。 あらかじめ回路記号を覚えておくと、回路図が読みやすくなるので、ここで覚えておきましょう。 ということで、一覧にまとめてみました。 まず、非常に基本的な電子部品の回路記号を次に示します。 このギザギザの抵抗器と角形の抵抗器は同等に使用されます。 電解コンデンサなど向きのあるコンデンサには、片面にプラスのマークが付きます。 ダイオードとLEDは素子構造が同じなので、光を表す矢印の有無だけに同じ記号を使います。 トランジスタとFETには2種類あり、違いは矢印の向きだけです。 トランジスタは電流の流れる方向が矢印の方向と一致するので覚えやすいのですが、FETは構造上、素子内にできる寄生ダイオードの方向を表しているので、ちょっと直感的にわかりにくいです。 多分。 これは電源で、直流か交流かで記号が違います。 ここでは、回路図を解読するための鍵となる回路記号を示します。 GND とグラウンドは同じ意味で使われることがありますが、厳密には、GND は回路内の電圧基準となる点であり、グラウンドはグラウンドに接続される点であるため、GND は異なる意味を持ちます。 信号線は、回路図上の離れた場所を接続するために使用されます。 矢印の向きが入出力の向きと一致しているので読みやすいです。 配線に関しては、配線をつなぐところに黒点を入れます。 ちなみに、黒丸があるかどうかはわかりにくいので、回路図に×印はつけないほうがいいと言われています。 そして最後に、いくつかの特別な目的の部品があります。 このエリアもよく遭遇するので、頭に入れておきましょう。 これらの表はブログにも掲載しますので、いつでも確認できるようにブックマークしておいてください。
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いつも面白く拝見していますが、今回のは特に興味があったので楽しく拝聴できました。
電気業界外でも、多少は回路図読めた方が生活の役に立つと考えます。
初見です
このような回路図等の知識を得るとジャンク品の修理なども可能になりますか？
どうも初見です！僕、電気工作してみたいんですが、知識が０です。
もっとこういう動画を見れば身に付きますか？
頑張ってみたいと思います。
設備系の仕事に転職して電気回路だけでなくシーケンス制御などで電子系の知識も求められるようになり勉強を始めましたが、もともと電子工作に興味があったのでちょうど良いレベルだと思いました。
初めまして！独学でマザーボードをイジってますが、色んなPCの回路図を見て「なんとなく左から右っぽいな」と思ってましたがあながち間違ってなかったので安心しました(笑)ありがとうございます。登録させていただきます！
電気屋は電気回路は読めても電子回路は難しいのでは？
かいろ ず じゃないの？😅
1:05秒あたり、FETの左から右には、スイッチングできませんね。
恐らく、+5Vがもとの電源で、USBVCCに供給、そのスイッチングをFET・T1でしているのではないでしょうか
かつて高校で習った、キルヒホッフの法則を思い出した。
懐かしいな。
これ基礎か？
あまり関係無い話で恐縮ですが、昔、ロジック回路で構成された機器を保守していた際に、回路は正論理より負論理で設計する方が扱い易いと教わってました。実際にロジック回路で多様されるICはNANDを使っており、ロジック回路の制御基盤などは、(有意信号が無い時にHighが出力される様に)出力端子をVCCで釣ってLOWレベルの信号入力でLOWを出力する様にNANDやNORを組み合わせて全体の回路が設計されてました。回路図を見ると白丸のポチが出力や入力に記されていて、それで全体の設計が負論理である事が分かる様に回路図が描かれていた事を覚えてます。今ではIC自体の集積化が進んで見られなくなったかも知れませんが。
分かりやすく助かります!
高音質ヘッドフォンアンプ、高音質４０ｗプリメインアンプ、高音質パラメトリックイコライザーアンプ、とか、その様な特集をやって欲しいものだなぁ。
いわゆる市販では手に入らないものを、作ろうというビデオが欲しいものだ。
昔、トランジスタ技術、無線と実験、ステレオ、CQハムラジオという雑誌を見ていた。付録が付いていた時もあった。
登録させて頂きました！
回路記号は分かっても何故それを置いたのかを理解するのが難しいですね…
ICの電源付近に何気なく置いてるコンデンサだったら、このコンデンサはパスコンかな？って分かりますけど、
回路図読んでも、何でここにダイオード置いてあるの？何でここに抵抗を挟むの？とか疑問符だらけです
詳しい説明ありがとう御座います。320ｗソーラーカーコムスにゃんこRです。私の方もよろしくお願いします。
新JISに対応した回路図エディターでフリーソフトのいいものないですかね？
オ-デｨオマニアです。
電子工作なんかやったこともないし興味も無いし回路図なんて見たこともないけど、使うか使わないか謎な知識が増えました。
ありがとうございました。
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機械・設備屋向けでしょコレ
たぶん、一般の電気屋はダイオードとかコンデンサーとか細かい部品使わんと思うけどな(^_^;)
とても良い動画です。通販キットを作っても動かない。なぜ、なぜと回路図と基板を見ていても回路の動作がわからないとパズルみたいになります。最初は実体配線など部品の外観でかいてあるとおりに作るから進歩するにはこの動画が必要だと思います。小学生のときは先生がいないととても苦労します。良い先生を見つけるのも上達の早道ですね。チャンネル運用、先生頑張ってください！
すまん 悪いが
「電気屋」じゃなく
「電気屋さん」で お願いします🙏
シンプルな解説ありがとうございます。餅べ上がりそうデス。
できれば、アナログ・グラウンドが複数あることやデジタル・グラウンドと分けることも説明があればより良いと思います。
昔の回路図はシンプルで読みやすかったけど、徐々に階層回路設計となり設計者の癖や思想、配慮の有無によっては回路を完全に追うのが難しい場合も増えてきたと思う。